その他の脱毛症
分娩後脱毛症
妊娠後期に成長期の毛髪の割合が増え、これが出産後に休止期に入るため、出産後しばらく抜け毛が多くなり薄くなることもあります。一目でわかるようなひどい脱毛症ではありません。
特別な育毛は必要なく、ほとんどは産後6カ月ほどの授乳を終えるころには回復します。
薬剤による脱毛症
抗癌剤やインターフェロンの副作用の一つです。服用を中止してしばらくすると元に戻ります。
トリコチロマニア
小学生くらいの子供の時に見られます。精神的なストレスが髪の毛を引き抜く行為に走らせます。
精神的なケア(心理カウンセリング等)が必要となります。
本人に対するケアが必要なのはもちろん、親のケアが必要なケースもあります。子供の心は両親や家庭環境に大きな影響を受けているからです。
女性のびまん性脱毛症
頭の特定の場所ではなく全体の毛が抜けて薄くなります。特に髪の分け目の皮膚が透けて見えるようになります。年齢的には、中年以降の女性によく見られます。
男性型脱毛症と同じく、成長することを休んでしまう休止期毛の割合が多くなり、その結果抜け毛が増え脱毛症と進んでいきます。男性型脱毛症と異なり、生え際の後退はなく頭皮全体の毛が抜けておりますので、脱毛部の境界がはっきりしません。
脱毛は男の大きな悩みですが、女性の場合は男性を大きく上回る悩みになると思われます。しかし、男性より改善の可能性が大きいので、正しいケアをすれば髪を取り戻す確率は高くなります。
牽引(けんいん)性脱毛症
ポニーテールや束髪など、毛髪が持続的にそして過度に引っ張られる事によって発生する脱毛症です。
牽引が長期間に渡って持続した場合には回復しない事もありえますが、多くの場合、髪型を変えることによって回復します。






