白髪の原因と対策
若年化する白髪
白髪とは、色素細胞の能力が衰え毛髪の色素が消失した状態のことです。 年を重ねるにつれて白髪が増えていきますが、近頃では20代で白髪が目立つ人もいます。
白髪の原因には加齢などがあげられていますが、明確になっていない部分もあります。
白髪のメカニズム
メラニン色素が決める
毛髪は頭皮内の毛根の深部にある毛球部で作られます。毛髪が成長する過程で毛髪内にメラニン色素が取り込まれます。
毛髪は毛髄質(メジュラ)、毛皮質(コルテックス)、毛表皮(キューティクル)の透明な3つの層からできています。 この透明な層を通して見えるメラニン色素の色が髪の色を決めています。毛髪自体には色がありません。

(この画像はカロヤン.comのサイトから拝借しています)
メラノサイトの消失
メラニン色素は、アミノ酸の一種であるチロシンから、メラノサイト(色素細胞)で作られます。 白髪の原因は、メラノサイト(色素細胞)の働きが何らかの原因で弱まったり消失したりして、メラニン色素がつくれなかったためと考えられています。
白髪の原因
メラノサイト(色素細胞)の働きが弱まったり消失してしまう原因には、遺伝やストレスなどがあると考えられていますが、残念ながら明確には解明されていません。
遺伝
白髪に限らず、髪の悩みの多くに遺伝が影響すると言われてますが、どの程度影響しているのかはわかっていません。
加齢・老化
年を取ると、身体機能が低下するのはやむを得ないことです。加齢と共に、メラノサイト(色素細胞)の働きが弱くなるため白髪になると言われてます。
食習慣
偏った食事は白髪の原因になることもあるようです。
病気
胃腸の病気などによって、白髪が増えることがあるそうです。
ストレス
苦労すると白髪が増えると言いますが、ストレスが白髪の原因になることもあるようです。
白髪の改善
メラニン色素を作る栄養素をしっかり摂る
白髪の原因が明確に解明されてない以上、メラニン色素を作るのに必要な栄養を不足させないことを心がけるしかありません。
必要な栄養素
- 亜鉛:髪の主原料であるアミノ酸の合成に不可欠です。牡蠣、牛肉、鶏肉、豚肉、ゴマ、卵、穀物などに豊富に含まれています。
- カルシウム:メラニン色素を作るメラノサイト(色素細胞)を活性化します。乳製品、小魚、大豆、大豆製品、種実類、海藻、葉っぱ類、乾物類などに豊富に含まれています。
- 銅:チロシンを黒くするのに使われます。アーモンド、牡蠣、納豆、エビ、ズワイガニなどに豊富に含まれています。
昔から白髪には、黒ゴマ、黒豆、黒米が良いと言われてます。民間療法では白髪の改善に黒ゴマ酒を飲んだり、黒ゴマをすってアルコールを混ぜ、ドロリとしたものを頭皮に塗るというものがあります。
ストレスと仲良く
ストレスは白髪・脱毛の原因になるとされてます。ストレスは悪いものと考えるのが一般的ですが、決してそうではありません。ストレスとうまく付き合えば、生活がよい方向へ動き出します。
詳しくはストレスと仲良くをご覧下さい。
白髪を抜いてはいけない
髪を無理に抜くと毛根を痛めます。髪は一つの毛穴から2,3本生えています。1本を髪を抜くことは他の髪を痛めることになります。 メラノサイト(色素細胞)を痛めることもあります。
カラーリングを楽しむ
白髪で過度に悩むより、せっかくだからカラーリングを楽しんでみよう!というくらいの気持ちの方が、ストレスをためるより健全かもしれません。
美容室で行うのが確実ですが、家庭で簡単にできるヘアマニキュアなどを使う方法もあります。毎日のシャンプー使用すると、徐々に自然な黒色に染まるという白髪染めシャンプーもありますが、効果には個人差があるようです。






