ハゲは100%遺伝なのか?
エキサイトニュースに、「ハゲは100%遺伝です」という医師のコメントが掲載されています。男性型脱毛症(AGA)に限っての話です。ただし、ハゲの遺伝子を持っていても、必ずしもハゲるわけではないとしています。
「男性型脱毛症(AGA)に関して言えば、100%遺伝が原因といえます。ただし、その遺伝要素を持っていてもどちらかが弱かったり、途中で邪魔するもの があったりすればハゲないこともあります。ハゲるかどうかはこの“感受性”と“5α-リダクターゼ”の酵素活性のバランスが非常に重要となってくるので す」
100%と言い切っている専門家の言葉を初めて見ました。
医学も年々進歩しているので、ついに100%と言い切れる発見があったのだろうか?とも思いましたが、そうでもないようです。専門家の見解がすべて一致してるわけではないようです。
しかも、ハゲは男性の場合は優性遺伝なので、父親か母親のどちらかの家系にハゲの遺伝子があれば、産まれてきた男の子は引き継いでいることになります。
例えば、両親ともハゲの遺伝子を持っている場合、両親のどちらかがハゲの遺伝子を持っている場合、さらに両親のどちらもハゲの遺伝子を持っていない場合の3つのケースを考えると、女性の場合は両親からハゲの遺伝子を引き継いだとしても髪が薄くなる程度、片方だけの場合は全く影響はでません。
しかし、その女性が男の子を産んだ場合、その子には50%の確立でハゲの遺伝子が引き継がれます。父親だけがハゲの遺伝子を持っている場合は50%、両親ともに持っている場合は75%の確立で、その息子はハゲる可能性があるのです。
しかし、これは医学的に証明されているわけではなく、遺伝学的な数字上の話です。ハゲの家系にハゲが多く見られるのは事実ですが、これはハゲの潜在的な下地があり、ハゲる可能性があるという程度に解釈していたほうがいいでしょう。
メディアは読者、視聴者を煽って興味を引こうとすることがしばしばあります。あの記事にも多少の煽りが感じられます。感情が揺れているときは正常な判断ができにくくなります。あの手の記事を見て衝動的に行動するようなことは控えましょう。
プロペシア(フィナステリド)は現状維持のため?
前述のエキサイトニュースの記事には、プロペシア(フィナステリド)は改善する薬ではなく、現状維持のための薬とあります。
「“プロペシア”(※)という“5α-リダクターゼ”の活性を阻害する薬があります。これは改善する薬ではなく、今ある髪の状態を守る、つまり現状維持する薬なんです。ですから薄くなる前にこれを飲んだ方がいいというのが本音ではありますね」
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※禁忌事項 女性の服用は不可。OTC薬品ではないので医師の処方箋が必要となります。効果効能に関しては個人差があります
現状維持のため?
服用してる人にとっては少々ショックな話で、それはないのでは?と思いましたが、救われる話がありました。
進行がストップして改善方向にあると解釈すれば良いようです。
専門医に聞くAGAエージーエーの話 AGA-news -万有製薬
当院では、治療を開始してから半年で最初の治療効果の判定を行っています。半年間AGA(エージーエー)治療を続けた方の治療に対する満足度は一様に高いようです。
もちろん、「あまり変わらないのですが……」と不安そうに訴えられる方もいらっしゃいますが、本当に髪の毛の状態が変わっていないのであれば、むしろ「良かったですね」とお話しています。
なぜなら、治療を行ったことによりしっかりとAGA(エージーエー)の進行が抑えられているからです。このような変化を感じられずに不安を抱いておられる方には、AGA(エージーエー)治療における「現状維持」の重要性を繰り返しご説明します。
くらた医院 院長 倉田正太郎先生の投稿
人は誰でも他人と比較してしまいがちです。プロペシアで改善した!という他人の話を聞くと、自分は・・・と不安になるのは人情です。しかし、人によって効果の出方、改善の速度が異なるのは仕方のないことです。
信頼できる医師とめぐり逢ったら、雑音に惑わされず医師のアドバイスに素直に耳を傾け、余計なストレスをためないことが肝心なのかもしれません。






