オキナワモズク抽出物で育毛剤開発へ
薬のことなら薬事日報ウェブサイト - 【ライオン】オキナワモズク抽出物で育毛剤開発へ
http://www.yakuji.co.jp/entry2816.html
脱毛シグナル生成を抑制
ライオンは、男性ホルモンが脱毛シグナル(NT‐4)の作用を亢進することを初めて解明すると共に、海藻の一種であるオキナワモズクの抽出物を塗布することで、男性ホルモンに起因するNT‐4の生成が抑制され、発毛回復作用があることを見出した。
脱毛シグナルNT‐4
男性ホルモンが毛乳頭細胞内に存在する男性ホルモンの受容体と結合すると、NT‐4生成のスイッチが作動して、脱毛シグナルとなるタンパク質NT‐4が生成されることでアポトーシスが誘導され、男性型脱毛症が引き起こされると推定した。
オキナワモズク抽出物にたどり着く
次に、脱毛シグナルNT‐4の働きを弱める物質を探索するため、漢方などの植物や海藻類など257種の天然物、45種の化学物質について、男性ホルモン存在下で毛乳頭細胞を用いてNT‐4遺伝子の生成抑制効果を調べたところ、特に海藻類でNT‐4抑制効果の高いものが多いことが分かった。
さらに男性ホルモンを投与することで発毛開始を遅らせたマウスを用いて検討した結果、オキナワモズク抽出物を塗布するとNT‐4の生成が阻害され、男性ホルモンによって発毛の遅れた毛周期を正常な状態に回復させる効果が高いことが確認されたという。

