育毛剤の比較
「効果を実感できなければ返金」の育毛剤
育毛剤の分類
育毛を目的とするものには、育毛剤を含めて以下の4つの種類があります。
- 育毛剤(医薬品)
- 育毛剤(医薬部外品)
- 育毛サプリメント
- 育毛シャンプー
それぞれの特徴を徹底比較します。
医薬品
医薬品とは、配合されている有効成分の効果が認められている薬のことです。フィナステリド(プロペシア)、ミノキシジル(ロゲイン・リアップ)、カロヤンが医薬品の育毛剤です。
医師の診断・処方箋を必要とする医療用医薬品と店頭で購入可能な一般医薬品(第1類、第2類、第3類)に分類されます。
医療用医薬品
フィナステリド(プロペシア)は医療用医薬品です。日本で使用するには医師の診断と処方箋を必要とします。重篤な副作用等の危険を回避するためです。ただ、抜け道があり、それを利用する人が少なからずいるようです。店頭でフィナステリド(プロペシア)の購入が可能な国より個人輸入によって入手する方法です(参考: 個人輸入にて入手する人気の育毛剤)。当然ながら、100%自己責任になります。
第1類医薬品
店頭で購入可能な医薬品(一般医薬品・OTC医薬品・大衆薬・市販薬・家庭用医薬品などの名称で呼ばれています)は、消費者に対する情報提供の必要度の程度によって第1類、第2類、第3類と分類されています。
第1類医薬品は薬剤師が常駐する店舗でしか販売できません。副作用等に特に注意が必要であるというものです。育毛剤では唯一リアップのみが第1類医薬品です。薬剤師から使用上の注意などを文書で説明を受けなければ購入できません。
第2類医薬品
第2類医薬品は薬剤師または販売登録者からのみ購入が可能です。副作用など安全性に注意が必要とされています。カロヤンシリーズの一部が第2類医薬品です。特に注意を要するものは指定第2類医薬品とされています。
第3類医薬品
第3類医薬品は安全性に多少の注意を要する医薬品です。医薬品の中で通信販売が認められているのは第3類医薬品のみです。カロヤンシリーズの一部が第3類医薬品です。
医薬部外品
医薬部外品とは、効果が認められている成分を含んでいるが、必ずしも効果を得られるものではなく、効果が期待できるものとされています。頭皮につけるタイプの育毛剤は、ほとんどすべてが医薬部外品です。通信販売で購入できることもあり、M-1発毛育毛ミスト(当サイトの解説・公式サイト)やポリピュア(当サイトの解説・公式サイト)などの人気商品があります。
医薬部外品ではダメなのか?
日本皮膚科学会より2010年4月に発表された男性型脱毛症診療ガイドラインでは、「強く勧められる」と評価されたのはフィナステリド(プロペシア)とミノキシジル(外用・リアップ)の2つだけでした。その他の成分は芳しい評価を得られませんでした。
それに対して競合他社からは不満や抗議の声があがりました。バスクリン社(当時ツムラサイエンス社・育毛剤モウガのメーカー)は以下のような見解を発表しました。
弊社高級育毛剤は、既に報告しているように、配合している幾つかの生薬有効成分による相乗効果により育毛・発毛促進作用を発揮する漢方的な処方設計をした 育毛剤であり、本ガイドラインのような評価(単一有効成分での評価)では判断ができない製品であると考えています。
男性型脱毛症診療ガイドラインについて | 2010年トピックス | ニュース トピックス | ツムラ ライフサイエンスより引用
育毛剤の多くは複数の成分を組み合わせて特徴や特色を出しています。単一成分のみの評価である男性型脱毛症診療ガイドラインでは計れないものであることも確かでしょう。
発売当初、絶大な人気を誇ったリアップシリーズは、年々売上は下降線をたどっていきました。新商品のリアップX5に期待が集まっていますが、ミノキシジル5%育毛剤は以前より海外で販売されています(リアップは1%)。劇的な効果は期待できないと思われます。
他人に悩みを悟られる嫌なものです。店頭で育毛剤を購入するのに抵抗を感じるのは当然のことです。通販での購入が可能で、効果を実感できなければ全額返金保障の制度がある育毛剤に人気が集まるのもうなずけます。
育毛シャンプー
お笑い芸人のCMでおなじみのスカルプDが楽天市場の売り上げ年間第1位になったことでもわかるように、育毛シャンプーが注目されています。
多くの育毛剤は毛母細胞を活性化したり毛根に栄養を補給して発毛を促そうとします。しかし、髪が生える土壌である頭皮の健康を忘れ去ってしまってる例が少なくないようです。ヘアケアの基本はシャンプーです。健康な頭皮を保つには一にも二にもシャンプーです。まずは、シャンプーに着目してみてはいかがでしょうか。
残念ながら、市販されている多くのシャンプーは洗浄力強く、頭皮に負担をかけてしまうものが少なくありません。それらのシャンプーで頭皮を傷めてしまった場合、頭皮を改善しなければ健康な髪は期待できません。
髪の主成分はケラチンというタンパク質です。また、肌の角質層を作る細胞の主成分もケラチンです。ということは、肌によい成分は髪にも良いと言うことができます。
頭皮を改善するのが育毛シャンプーです。注目の育毛シャンプーは、ウーマシャンプーとルチアです。
育毛サプリメント
サプリメント大国であるアメリカでは、成人の60%が日常的にサプリメントを利用してると言われています。日本でも近年、不足しがちな栄養素をサプリメントによって摂取する人が増えました。
髪に必要な栄養素も食事から摂取するのが基本です。足りないものをサプリメントから摂取して、血液によって頭皮に補給するのは理にかなっているのかもしれません。
飲む育毛剤に注目が集まっています。代表的なものは、ダブルインパクトです。病院の治験で84%の改善率を確認し、テレビなど多くのメディアで紹介された育毛法です。育毛効果が期待できるとして特許を得ている唯一のサプリメントです。
男性ホルモンの働きを阻害するプロペシア(フィナステリド)とは目的が異なります。髪を作るのは身体で栄養を補給するのは血液です。自然に近い形の育毛と言えるかもしれません。






