リアップ(大正製薬)

日本初のダイレクトOTC

日本初のダイレクトOTC(医療用医薬品の実績なしに一般用医薬品として販売されたもの)として承認を受けた発毛剤です。

メーカーは大正製薬。1999年の発売時、大きな話題になりました。最盛期の売上げは300億円に迫る勢いの大ヒット商品になりました。男性用のリアッププラス・リアップ、女性用のリアップレディが販売されています(2009年3月現在)。

有効成分はミノキシジルミノキシジルの詳細はコチラ)です。世界約90カ国において広く利用されている成分です。2009年6月1日より、ミノキシジル5%リアップX5(エックスファイブ)の販売が開始されました。

ミノキシジル含有率

リアップは1%

現在販売されているリアップのミノキシジル含有率は1%です。海外で販売されているロゲインなどには、含有率2%や5%があります。

大正製薬によると、1%になったのは以下の理由からです。

リアップの臨床試験では、ミノキシジル1%とミノキシジル2%はダブルブラインド(二重盲検)法で比較が行われました。

ミノキシジル2%はミノキシジル1%に比べ効果はありましたが、その効果の差はほとんどなく、また頭皮にかゆみが出るなどの接触皮膚炎も少し多かったため1%になりました。

リアップ発毛マラソン2より引用(該当するページは削除されてます)

ついに5%の発売を開始

2009年6月1日より、ミノキシジル5%のリアップX5(エックスファイブ)が販売開始されました。
(参考:リアップX5(エックスファイブ)6月1日より販売開始

ミノキシジル5%製剤を海外より個人輸入にて入手する人たちがいるようですが、リアップX5の新発売によって、わざわざ個人輸入する必要性がなくなりました。

成分

リアッププラス(100mL中)

  • ミノキシジル:1.0g
  • パントテニールエチルエーテル1.0g
  • 酢酸トコフェロール:0.08g
  • l-メントール:0.3g
  • 添加物:カミツレ油、1,3-ブチレングリコール、pH調節剤、エタノール

リアップ(100mL中)

  • ミノキシジル:1.0g
  • 添加物:プロピレングリコール

リアップレディ(100mL中)

  • ミノキシジル:1.0g
  • 添加物:プロピレングリコール、エタノール

以上、大正製薬のHP(RiUP リアップ/リアッププラス|大正製薬RiUP Lady)より引用

リアップX5(100mL中)

  • ミノキシジル:5.0g
  • 添加物:1,3-ブチレングリコール、ジブチルヒドロキシトルエン、リン酸、エタノール

副作用

頭皮のかゆみ・かぶれ

ミノキシジルを溶かすために、プロピレングリコールという成分が使われています。このプロピレングリコールによって、頭皮にかゆみを感じたり、かぶれを生じることがあります。

循環器系の副作用

循環器系の副作用が複数報告されていますが、ミノキシジルとの因果関係は証明されていません。

ロゲインの開発段階で3名、市販化されたリアップの使用中に3名(1999年末の時点)が薬品との因果関係は不明としながらも循環器疾患で死亡しており、後者に関しては販売元の大正製薬がこの事を公表しなかった。

ロゲインの副作用で死者が出た事はリアップ発売前からワイドショーやスポーツ紙を中心に報道されていた為、「いきなり誰でも買えるOTC(大衆薬)で発売するのは危険」とする医師・薬剤師・業界関係者などの識者も多く、購入時に薬剤師と相談しないと購入出来ないにも関わらず、大正製薬への服用相談も多く寄せられた。

2003年に長妻昭衆議院議員が質問主意書を提出し、同年9月に政府・厚生労働省からの答弁書で明らかになった。さらに1999年の発売当初から2003年までで循環器系の副作用が500例寄せられている事も同答弁書で明らかとなり、大正製薬はニュースリリースを発表すると共に、購入時の既往症などのチェックを強化するよう販売店に指導した。

ミノキシジル – Wikipedia より引用

リアップを使用中に発現した好ましくない症状に関する情報が届いております。大正製薬及び、開発元であり世界86カ国でミ ノキシジル外用薬を発売しているファルマシア・アップジョン社は、これらの症状はミノキシジルの経皮吸収率、さらに米国で実施した市販後調査の統計学的な データなどから判断し、これらの症状とミノキシジル外用薬との関連性はない、と考えております。

厚生省発表「ミノキシジルの安全使用の徹底について」に関するコメント | 大正製薬より引用

第1類医薬品

リアップシリーズは第1類医薬品です。第1類医薬品とは、医療用医薬品として試用されていた薬と同じ成分を含むなど、安全性に特に注意が必要な医薬品と定義されています。

2009年6月1日より施行された改正薬事法によって、第1類医薬品は薬剤師による対面販売が義務づけられました。通信販売が禁止され、店頭ではお客様が直接手に取ることができないところに置かれます。

改正薬事法は楽天やケンコーコムを初めとするネット通販業者が強硬に反対しました。パブリックコメントでも反対意見が多かったにも関わらず厚労省は押し通しました。改正薬事法の無効を主張するケンコーコムはシンガポールにケンコーコムSGを設立し、個人輸入代行という形で事実上、リアップシリーズの通販での購入を可能にしました。

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